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となりの国

特に自分に課した取り決めもなく、自由に世界を旅しています。よかったら

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さようならカナダ、こんにちはメキシコ。え?アメリカってなんだっけ?

バンクーバーはさすが都会というだけあって、みんなオシャレですね。
自分が恥ずかしくなるくらいでした。
日本の制服のような服を着ている女の子たちがいたけど、向こうでも制服ってあるのかな。
それとも流行だったのだろうか。
みんな脚が長いせいか、それとも膝上にするためにスカートを上げすぎているのか、少し変な感じだった。


バンクーバーのラスト日、ホストの一人の女性に
泊まるはずだった次の日の半額分を返してもらい、
大きな荷物を載せられるタクシーも呼んでもらった。
「すぐに来るから」と言って両手でグッとする。
ノリのいい人だった。

タクシーに乗り空港へ。
運転手とメキシコやグアテマラのことや旅のこと、女性の胸の話等しながら20分くらいで着いた。

荷物を預け、超過分(自転車)の手数料を払い、レストラン街へ向かう。
意外にもここには日本人が多く、修学旅行で来ている学生達も見かけた。
それ以外にも中国人やターバンを巻いてる人たち、ヨーロッパ勢など無数の人種がここに集まっていた。
看板にも中国語が添えてあったので、中国からの旅行者が多いのだろう。
漢字が共通している日本人にもところどころ理解できるので助かる。


ボーッとしていたらあっという間に搭乗時間が来る。
シートは窓から2番目、メキシカンっぽい男性と英語を話す日本人っぽい女性に挟まれる形になった。

前の席に付いている液晶画面を触っていると、隣のメキシカンさんが説明してくれた。
飛行機が上昇してから数分、メキシカンさんの様子がおかしい。
どうやら画面の映像が出てこないようだ。
窓側に座りたいと思っていたので、席を交換してあげた。
これで過ぎ去りしアメリカの大地を上空から見ることができる。
しめしめ。


そしてこれが今回行くことができなかったアメリカの映像である。


まずは高い山頂が頭を出し、


連なる峰々を軽くスルー。



幾何学模様の畑?がいくつも現れ、


こんな大地が広がっています。


うにょうにょしすぎな川


これはロッキー山脈かなにか?


ごっついのお。山の陰が見事。


血のように赤い湖。


赤や黄色の紅葉がきれい。もう秋なんだ。


地表変動のせいかこんな形になってます。


ドラクエの山ってこんなだよね。


地平線がかすんで見える。


こんどは砂漠で赤く染め上がった山


ナゾのクレーターが・・・



こんな感じでアメリカを後にし、メキシコについたのでした。

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バンクーバーで準備準備

チェックアウト時間ギリギリまで粘ってTravel Lodgeから出発。

タイヤのパッチだけでは穴は塞がらず、ホテルの外でチューブごと取り替える。
が、空気の入れ口と空気入れの口が合わない。
しょうがないから空気だけ入れ、自転車を探すことになった。

道をまっすぐ走っているとすぐに自転車屋を見つけることができた。
一応穴を変えるパーツを買うが、今持っている空気入れでも入れられることがわかった。
さすがフェアバンクスの自転車屋さんが推してた空気入れだ。

次のrest areaでチューブを取り替える。
トラックの運ちゃんがその光景を見つめ、そのあとちょっと話しかけてきた。
そうだね、おれも近くで自転車を大々的にいじっていたらつい見てしまうもの。


ずっとこのルート1を走っていても良いのだが、車が多くて走りにくいし空気も悪いのと、自転車禁止ゾーンが時々出てきて面倒なので、
道を外れて街中を通っていくことにした。

それが原因でかなり道に迷ってしまったのだが、5時間後くらいにはやっとバンクーバーが見えてきた。


    ↑ビル群がどーんと立っているのが見える


    ↑これは見えにくいですが、なんか遊園地みたいな橋が架かってました。


その日は暗くなってしまったので、ミッドタウンのホテルで1泊。
ネットでは安かったのに、行ってみるとものすごく高かった。



またまたチェックアウトギリギリの昼に出発し、ダウンタウンへ。

すでに調べていたホステルを探し、中華街を歩いていると女性がいきなり話しかけてきた。
よくわからなかったが、どうやら日本人の友達がいるらしく、外国人向けに何かを教えているらしい。
わずか2ドルで泊まれるから朝食もついてるし、と行き方を紙に書いてくれた。

そこへ向かうと、どうやら道を間違えたらしく治安の悪そうなところを通ることになってしまった。
得意の勘でメモの通り「大聖堂と大学のそば」に着いたのだが、それらしいところが見当たらない。
道を戻って元々行くつもりだったホステルに泊まることになった。


そこでは日本人女性が4、5人いて、久しぶりの日本語にふれあえた。
といっても、あんまり話さなかったのだが。

荷物を置いてバンクーバーからメキシコへの航空券を買いにHISへ。
ビザの関係でアメリカ本土の旅行は難しく、今回は見送ることになったのだ。
カナダ東部も見てみたいので、それと一緒にまた今度行きたいと思う。

メキシコへの旅券は2日後でしか取れないということで、
本当はゆっくりしていくつもりだったのだが、急いで準備を進めることになってしまった。
でも今日は疲れたからまた明日。


次の日は道具を揃えるためにあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
念願の楽器も購入。

ただこのオカリナ、音もピッチもかなり悪く、とんでもないものを掴まされたと悔やんだ。
本当は買うつもりはなかったのだが、「これが一般的なものですよ」とかぬかしやがったので買ってみたのだ。
あとで調べたらどうやらお土産用のものらしい。
そんなの楽器屋に置くなっつうの!

苦労してでかい段ボールをホステルまで運び、2時間かけて自転車を解体し収納する。
ガスや熊スプレーは他の人に売ろうと思ったのだが、欲しがってる人がいなかったのでホステルの人にあげてしまった。
これから冬になるのに熊スプレーなんていらないとのこと。たしかに。

近くのバーで夕食を食べた。安かった。
そこにゲーム筐体があったのでやってみつつ録画してみようかと思ったが、ガンシューティングのためカメラを固定する方法がなかったのと、そこら辺で麻薬の売買をしていたのでやめた。


    ↑↓その大聖堂の内部

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大きな街が続々登場、しかし… ルート1、西へバンクーバーに向かって走る

さて、Hopeから道がかわりルート1になります。
ただここからさらに天気が悪くなります。
ひきつづき旅の行程をザッと書いていきましょう。
かなり忘れちゃってるのでね!
写真は雨であまり撮れてません。



もう一泊するか迷ったが行くことに。
小降りになったと思ったらすぐに大雨になった。
もう諦めつつ、Hopeから出てすぐに見つけたmotelを覗く。
しかしもういっぱいだったようだ。

部屋はないけど、サンドイッチがあるからここで暖まっていって

と言ってくれ、ただで昼食をいただく。

ビッショビショになりながらChilliwack手前の小さな街に。
晴れていたらかなり良いとこだっただろうに。
こんな状態ではゆっくり見学できない。
なので行ってみたかったMinter Gardenも、門の前まで来たが見に行く気が失せてしまった。
この街のmotelはすでに潰れてしまったようだ。
「小さな街だから」
と商店の女性は笑った。

疲れ果て体も冷え頭が痛くなってきた。
だが、ここら辺は発展しているので、highwayを走るのは楽しい。
真っすぐな道に看板が等間隔で立っていて、highwayを外れる横道がきれいに枝分かれしているので、
気分でふらっと道草ができそうだ。

そこから20km先のChilliwackのモーテルに泊まる。
無愛想なおじさんだったがそんなに嫌な感じはしない。
それに比べてhighway出口すぐにあったmotel innのばあさんはひどかった。


翌々日に雨が上がるということで2泊することにした。
この辺に来ると、Vancouverが近いせいか、今までにくらべて非常に大きな街になっている。
広すぎてさすがに一日じゃまわりきれない。
雨が降ってきたので早々に宿へと引き返した。


    ↑カナダの痛車、になるのか


    ↑国の教会。日曜しか入れないってさ

   ↑ステンドグラス大好き


天気予報ははずれ、次の日も雨が降り続いていた。
晴れは次の日に延びたようだった。
テレビではなにもなかったかのように、次の日に晴れマークがつけられている。

走り出して気がづいた。
リアタイヤがパンクしている。
道端でいそいでパッチを貼付けたが、うまくつかない。
まあ圧力で塞がるだろうと、空気を補充しながら騙し騙し走らせていく。

そこからそう遠くはないAbbotsfordに着いた。
ラブサイケデリコのAbbot Kinneyという曲名に似ているので、気になっていた。
本当のアボットキニーストリートはアメリカにあるらしいのだが。

さっそくvisiter centerで安い宿を聞きにいく。
ここのスタッフと仲良くなり、
「英語上手ねえ」
なんて言われたりしたが、いいえ、ただわかったふりをしているだけです。

この街の宿は全部高いらしく、一番安くても$100近くするらしい。
アラスカを思い出す値段だ。
しかしこの雨とこのタイヤではどうしようもなく、結局一番安いとされるtravelodgeへ向かった。
それでもかなり高い。
アラスカやカナダ北部を彷彿とさせる値段だ。

しかし高いだけあって丁寧に対応してくれ、
部屋をWi-fiが届かないところに移されたり、自転車を盗まれないようにトイレに入れてくれたり、
行い以外はとてもすばらしいサービスだった。

この街もなかなか大きかったが、見て回る気にはならなかった。





↑張るのを忘れていました。
long horn sheepは見れませんでしたが、鹿を撮ることに成功。
逃げ去る寸前ですけどね。
本当は5、6匹いたんですが、カメラ出してたら皆ゆっくりと森の中に入っていってしまいました。

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雨、そして雨 97号線、その3

そういえばルート97は別名Cariboo highwayというんですね。
写真は全部サムネイルにしているので、クリックすると少しきれいになります。
本文分けるとバグるのでやめました。



Cache Creek(キャッシュクリークと読むらしい)を発つ。
ここから本格的に荒野になってきた。




山道に飽きてきていたので楽しく進む。

Spences Bridgeという川を渡る橋があるところで昼食。
静かで個人経営っぽい雰囲気のInnで食べる。
これがすごくおいしかった。

gravyミートパイに色とりどりのサラダ、ガーリックソースとなんかのベリーのソース付き。
どうやら手作りのようだ。
値段は張るが、感動して食べた。


long horn sheepが見れるかもしれないとでかい双眼鏡を渡されたが、残念ながらさっき来た道のほうに移動したらしい。
かわりに鷹とその巣が見れた。


   ↑怖くないのかな・・・

出発地点から80km先のLytton手前のRVパークでキャンプした。
安かった。


    ↑もうまさに荒野。ウェスタン!!っていう感じ↓

    ↑道の途中にはフルーツスタンドが。ここは少年一人で働いてた

    ↑フルーツスタンドがたくさん。というか、それしかない



次の日、
また山道になり、アップダウンが続く。
体が疲れている。天気もよくない。
途中にあったカフェで昼食。
本当は持ち合わせで食べた方が金銭的にいいのだが、カフェがあるとなんだかもったいない気持ちになってしまう。
ここの店員たちは中国系の人だった。
昨日泊まったところもそうだ。
この辺りは中国の人が多いようだ。

そしてこの日のオーナーも中国人の女性だった。
英語が苦手なようで、部屋の手配をしながら自分もおそらく相手も
お互い大変だな
と思っていたに違いない。

この日は雨が降るという予報だったので宿を取ったが、この先1週間ずっと雨が続くらしい。


    ↑この日の写真ではないけど張り忘れたので


翌朝、昼に出発。
酷い雨だ。
途中Elvis Rock cafeで雨宿りがてら昼食。
べちゃべちゃでなんだか申し訳ないなぁと思いながら入っていくと・・・


すごいマニアだった!
ものすごくファンなんだろうな。
店員の一人がオネエで、以前襲われかけたことを思い出し警戒したが、普通に話しかけてくれた。
よかった。

雨が強いので、そんなに離れていないYaleというところで1泊。
なかなか進めない。
宿はなかなか良い所だったが、ネットが部屋の中だと繋がりにくいのが難点。
あと高い。
税金が妙に高かったが、騙されたのだろうか。


    ↑道路を走っていると見えてくる、そびえ立つ山。
     そしてあきらかに降っているであろう雨雲。


もう1泊するか迷ったが行くことに。
雨が強い。
Hopeという観光街で安そうなmotelに泊まる。
最近宿を取ってばかりだ。
まあ雨だからしょうがいのではあるが。

この夜に入ったレストランが高くてへこむ。
シェフが日本人だったようだ。メニューに名前が書いてあった。



それにしても雨がこんなにも辛いものだったなんて。
ずっと天気には恵まれていたからなぁ。
自称 雨のち晴れ男、なんですが。


つづく


今日のおすすめ


 The Inn at the Spences Bridge

3649 Highway 8


Spences Bridge, British Columbia, Canada



 Elvis Rocks The Canyon Cafe

42225 Trans Canada Highway | Hell's GateBritish Columbia V0K1C0Canada

※後日追記
 cachecreekからルート1になっているそうです。ここら辺わかりにくい!

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森から山、そして荒野へ ルート97、その2

はい、まだまだササっといきますよー。



    ↑↓この道路は動物達の死体がたくさん。だから色んな絵の動物注意看板があります。
     ラブゲットしていきたい。
 

45km先へ、
プリンスジョージからだとここ97号線の中心部になります、Williams Lakeにご到着。
小さい街を想像していたが、割と大きい。
いや、大きいというより、広い。
向こうの山のほうまで民家がちらほらと見える。

ここでまた性懲りもなくホテルをとる。
アラブ系っぽいオーナーの人で、Vancouverへ行ってからメキシコに向かうと言うと
彼の家族を連れてきてハンディカメラで映像を撮られた。
こんなの初めて。
本来撮るのはこっちだっつーの。

宿泊料はなかなか高かったが、ホテルに入っているレストランは安くてうまかった。
ハンバーグと具の大きな温野菜とガーリックの利いたハッシュドポテト。

次の日も天気が悪いことを理由にもう一泊・・・
怠けゴコロに勝てない。強敵だ。


    ↑道の途中で見つけたいい感じの看板。奥の森が文字の色になってて素敵です



次の日は50km先のLac La Hache provincial(govermentと同じ意味。つまり国が運営してる)parkでキャンプ。
ここら辺から天気が本格的に悪くなり始める。



    ↑鳥がたくさん。かわいい

    ↑よく見えないかもしれないが、黒いスズメである。それともツバメかな?


朝、
すぐ先のLac La Hache(ラクラーチェと読むのか?)村のカフェで朝昼兼用の食事。
ここのチーズオムレツがでかくてフワトロでおいしかった。
コーヒーもどんどんおかわりくれるし、すばらしい。
写真撮っておけばよかった。

ずっと走って夕方、70 mile houseというところの入り口にメープルシロップ生産しているカフェを発見。
さっそく入ってみる。

本格poutine(ポテトにグレイビーソースとチーズをかけたもの、カナダではよく食べた)とメープルシロップ入りのコーヒーを飲む。
あー温まるなあ。
お土産にメープルシロップ缶を買っていくと、切り盛りしている女性の店員からメープル飴と凍った水をプレゼントしてくれた。
言葉が通じなくてうまくコミュニケーションは取れなかったが、いい人だった。

寒かったのでこの村のhostelに泊まる。少し安くしてくれた。


    ↑これは・・・ネッシーかな?

    ↑中華風のネッシーの頭から水が噴き出していました。


次の日、
出発して20分後、タオルを忘れたのに気づき戻る。

昨日の本当の目標であったClintonへ到着。
ここら辺から少しずつ景色が変化していく。
この辺は山の中で、道路のすぐ横に谷が出てきたり、木も減ってきたため広々とした景色が見れた。

 急な坂道が続いたので、一気に80km先のCashe Creekについてしまった。
キャンプしようと思っていたが、hostelがあまりにも安かったので泊まってしまった。
ついね、つい。
ただ、もう少し街を見てみたらもっともっと安いところが続々出てきて後悔した。
まあ居心地はよかったからいいんですけど。
次からはいきなり決めないでもっとちゃんと探してみようと思う。


    ↑これ、おかしくないですか?


    ↑これ!このソフト!!違和感がハンパない


    ↑Cashe Creekにて、家にペイントをしているところ。マジでうまいっす



つづくよ

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プロフィール

HN:
Rei
性別:
男性
自己紹介:
人嫌いがノープランで世界中を旅しています。