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となりの国

特に自分に課した取り決めもなく、自由に世界を旅しています。よかったら

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ヨーグルトが食べたいという願望は30分で叶うものだ

次の日、ちょっと早起きしたのに、のんびり支度をしながらリスが楽しそうに松ぼっくりをテントに落とすのを見ていたら、いつもとそんなに変わらない時間の出発になってしまった。


特になにもなく進んだ。なにかあったとすれば、約110km走らなければならなかった(普段は40〜80km)のと、地図に1500m台のsummitを越えると書かれていたことだった。



そしてそれとは別に、




普通に道端にあるクマの足跡




普通に道端に出てくるクマ



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山と雲とチャリダーズ

ホテルのおいしい無料コーヒーを飲み、Dease Lakeから出発する。




    ↑買いだめた食料



話通りの急斜面が続く。





 
   ↑丘をずっと走る


summit1241と書かれた看板が現れ、これであとは下りかと思いきや、少し降りたのち、ひたすらのぼり。ここまできついとは。



途中、


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BCってさ、ブリティッシュコロンビアっていうよりビフォーカントリーっていう感じだ

というわけで、ブリティッシュコロンビア州に入りました。
ここからはひたすら南下します。

その道中で撮った写真を、せっかくなので載せていきたいと思います。

   クリックで原寸大表示



    ↑ずっとこんな道を走ります。絶景というかんじですがアップヒルはものすごく辛い…




    ↑見えにくいですが奥に非常に高い山がそびえ立っています。
     坂を下りながらいきなり目の前に現れたので、その迫力と色彩に目を奪われました


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カナダ・ハイウェイ37の恐怖

カナダのルート37(cassiar highway)に入ってからというもの、あまり金を使うことがなくなった。


使う時はキャンプの代金くらい。



というか・・・




店がねえーーー!!



食料が手に入らないんですけど!



どうなってるの!?これ



売っててもお菓子とかなんですけど!




もう、ずーーーっと山道です。


それはそれで ものすごく綺麗で目の保養なんだけど。


喜ばしいことなんだけど。



地図に載ってる街にやっと着いた、と思ったら


街というより集落で、店がなかったり品ぞろえがお土産のみだったり・・・



グッドホープレイクというところで


たまたまみんな集まってハンバーガーを作っているところに潜り込めたけど


あとはチョコバーで食いつなぐ。



まさにサバイバル。

ここ熊が多いって聞いてたけど、本当の敵は別にあった。




いやまあ、金を使わないのはいいことだし。


ほら、最近使い過ぎだったしなー いっけねー、なんて思っていたんですけど。



その反動なのか、Dease Lakeという街で


かなり浪費してしまいました。


宿が高いところしか空いてなくって、しかしその誘惑に勝てませんでした。



だって久しぶりにシャワー浴びたかったし。


雨にぬれてヘトヘトだったんです。



で、その宿がすごくて。


部屋にキッチンがついてるんですよ。



せっかくだから自炊して節約しようと、ジャガイモと人参を煮ています。


あと250円くらいの豚ステーキがあったから即購入。


こっちは肉安いですね。



そんで肉を焼いたら下に敷いてあった紙まで焼いてしまって。


紙っていうか、なんか中から綿みたいなの出てきてるけど、大丈夫?これ。



でもね、こちとらものすごく腹が減ってて、


ジンジャーエール飲んだら吐き気がするくらいの空きっ腹のなかの空きっ腹なわけです。


だから気にしません。そんなの。



トースターにパンを入れたら2枚重ねになっているのに気づかず取れなくなったりして


もう本当に今日はなんて日だ、と。




で、中に火が通るまで40分くらい待たされて、


やっとできたステーキを食べたら






めっちゃうまかった。



至福のとき。



うますぎて、


食い過ぎて、


ちょっと動けなくなった。



それくらいうまかった。



だってあんな立派な肉なんて久しぶりに食べたし。




そんなこんなで、ここにもう一泊したいなーなんて考えながら、


でもここ高いし明日天気いいし明後日天気悪いし


でも少しばかり疲れが見えてるし


でもここらへんなんもないし・・・



と迷いながらこの文章を打っています。





そうそう、話は少し戻るけど、


Jade CityとDease Lakeの間を走りながら途中のレストエリア(砂利道)で休んでいたら


たまたま通りかかった軽トラの女性が送っていってくれました。



こっちまで買い出しとか色々用事を済ませにきたんだって。



カナダに入ってだいぶ英語嫌いがなくなってきたんだけど、


というのは話が通じることが多くなってきてるからなんだけど。


この女性と話していて、


内容は何となくわかるんだけど、どう言葉を返せばいいのかわからないということが多々ありました。



英語ができないせいもありますが、なにより一番の原因はコミュニケーションが下手なせいでありまして。


きっと日本語でもおんなじ感じの空気になったことでしょう。




で、彼女に



この先高ーい山を登って、ほら、見えてるでしょ、あれが一番高くてそのあともアップダウンはあるんだけど、


その先にここよりもっと小さな街があってね、


そのあと店はなんにもないわよ


あってもお菓子くらいね



と言われたのでなおさらもう一泊したい。

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プロフィール

HN:
Rei
性別:
男性
自己紹介:
人嫌いがノープランで世界中を旅しています。