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となりの国

特に自分に課した取り決めもなく、自由に世界を旅しています。よかったら

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山ン中キャンプ場 オン ザ 湖

Burwash Landing Resortで2泊してゆっくり休んでから出発。


ここのトーストサンドとスープがめちゃくちゃうまかった。




すぐ先のモーテル兼コンビニでドイツ人の眼鏡女子チャリダーと遭遇、挨拶する。


彼女も少し前にイギリス人とオーストラリア人のカップルと会ったようで、その話を少しした。
おれの話が出てたようだ。




この日は少し走ってすぐにキャンプ場でキャンプすることにした。


この先には次の街、ハイネスジャンクションまでキャンプ場がないのだ。
というか、地図には載っていないだけなのかもしれないが。





そのキャンプ場でドイツ人眼鏡女子と再会。


彼女はたくさん情報を持っていて、


ここから街まで約80kmということや先にきつい坂があること、10km先にB&Bがあって彼女はそこにキャンプさせてもらうよう電話したことなどを聞いた。



B&Bと迷ったが、きっとキャンプの方が安いだろうと自分はそこに泊まることにした。




値段はシャワー付きで$25。


結構高い。
経営が国ではなく個人のものだから、きれいに整備されている分高くなるのだ。

渋々金を払う。





しかしロケーションを見て意見が変わった。



目の前が青い湖である。



テントを開いたら、すぐ湖。


とてもきれいだ。




さっそくテントを張り、ネットやシャワーや買い物をしていると、


例のカップルと再会。


彼らもここに泊まるようだ。




この日はずっと前に買っておいたチーズリゾットとここで買ったビーフシチューの缶詰というリッチな夕食を堪能し、眠りについた。





次の日、チャリダーカップルとほぼ同時にスタート。



風が冷たくのぼりがきつかったが、すぐにビジターセンターが見えた。



ディスプレイされてた動物の足跡を見てから、湖をまわるように先を走る。




どうやら、抜きつ離れつしながら



ドイツ人女性→おれ→カップル



という感じでずっと進んでいるようだ。




急な坂をのんびり上り、
途中から急な下りになって


風を体で受けてみたり、低姿勢になってスピードの追求をしてみたりしながら快適に次の街、ハイネスジャンクションへ。




中華料理店に入ると、スタッフの中華系の女性が



安く泊めてあげる



と、こちらに合わせて片言の英語で言ってくれた。




食事が終わると手続きをして部屋に案内してくれた。


しかし本当に安かったのかは疑問だ。




明日ホワイトホースに行くなら車で連れて行ってあげる



というお誘いも受けたので、ありがたく承諾。


1日半かかるところを数時間で行くことができそうだ。




村のパン屋やアイスクリームショップをまわっていると眼鏡女子が道を走っていた。


軽く手を挙げて挨拶。


おそらく彼女は反対側の道、ハイネスの街でフェリーに乗るのでここでお別れだ。




宿のバーでビールを飲んでいると、今度はチャリダーカップルが入ってきた。


食事をするようだ。



男性のほうと軽ーく挨拶をして部屋にもどる。




パソコンをいじっているとすでに11時をまわっていた。



明日は8時20分出発だそうだ。


朝早いなあ。



低血圧の自分が起きられるかどうか心配である。

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「ビーバークリーク」って言葉の響きはかっこいいのにビーバーのイメージが強すぎて台無しだよね

ビーバークリークのvisiter centerで情報収集。


これが街へ着いたときの習慣になっている。



田舎にしては、けっこう先の情報までそろっている。


ホワイトホースなどは後でも手に入りそうだったので今は近場にしぼって見回る。



中にいたおじさんが日本語で書かれたパンフレットを



わしには読めんがおまえさんならわかるだろ



と言って渡してくれた。


嬉しくなって読んでみるとクマの対策知識がとてもわかりやすく書かれていた。





管理人の女性が簡単な英語でゆっくり話しかけてくれた。
街の人がみんなやさしい。



ゲストブックにサインと一言を書いてそこを立ち去る。


とてもきれいな建物でトイレも清潔だった。




その後のんびりと買い出し。


トイレットペーパーと鏡が安く手に入った。


昼飯用のパイを買いにいったら前に会ったカップルとまたまた遭遇した。



11時になってしまったので急いで宿を出る。






確かに景色はきれいだ。


子ムースが水浴びをしているシーンも見れた。




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陸地で国境越え

トックから出て数日、やっとアラスカとカナダの国境付近に到着した。




last shopと書かれた売店で、初日からずっと気になっていたチョコプディングのバラ売りを発見し購入。


スーパーでは4個入りのものしかなく、さすがにそんなに食べられないだろうと諦めていたものだ。



食べてみると、舌触りがなめらかで甘すぎることもなく、思ってたよりずっとおいしかった。




自転車で先に進むとまたも次の店とlast shopの文字が。


新しくできたところだろうか。


カフェもあったようだが、すでに昼を食べてしまったので寄り道せずにハイウェイをたどる。




坂のてっぺんまで行くと、アメリカ側の税関が見えた。


出国手続きなど何もないまま横を通り過ぎる。


このまま行ってしまって大丈夫なのだろうか。不安がよぎる。




そのまま進むと赤信号が道にぽつんとあった。


15分待てと書かれている。



道に座り込んで待っているとpilot carと書かれた小型トラックが来て、


自転車を荷台に積み工事中の道路の終わりまで乗せていってくれた。



運転手の女性が陽気に話しかけてきた。


目的地を聞かれ、ビーバークリークと答えると、彼女は


わたしもそこに住んでいるの と言っていてなんだか嬉しかった。


とても小さい街よ とも言っていた。


道が悪いし、でかいトラックが通るから気をつけて と何度も忠告を受ける。


快活な人だった。




本当に道が悪い。



カナダの税関を、言葉の通じなさに呆れられながら突破。


質問は多少されたが、そんなに難しいことは聞かれず、



滞在日数と酒・可燃性物質は持っているか(ベアスプレー持ってますと言ったら、フーンという感じだった)といくら持っているか、クレジットカードはあるか、



で楽しんでおいでと送り出された。





その後もやっぱり道は悪く、悪戦苦闘しながらビーバークリークに着いた。



途中で見かけた reasonable と書かれた看板をたよりに1軒の店へ。


$99と$42の部屋があり、安いほうを頼む。



部屋の中は汚く薄暗かったが、それほど悪くない。


シャワーとトイレはちょっと入りにくい感じだったが、そこは目をつぶろう。


これならもう少し安くてもいい気がする。


値下げ交渉を駄目元でしてみればよかったか。しかし、「部屋があるか」だけでもチグハグな会話が繰り広げられたのだ。きっと無謀というものだろう。



こちらではUSドルとカナダドルを区別なく使っているようだ。


ためしに両方混ぜて使ってみたが、店員は顔色を変えなかった。


カナダドルを持っていなかったので助かった。


札やコインのデザインはカナダのほうが好みだ。




疲れていたが、自転車で街をまわる。



visiter centerはすでに閉まっていたので他の店を物色。


$10のサンドイッチセットを買い、レストランで$14のスパゲッティを注文。


ここの店員の女性もはつらつとしていた。




帰りに酒をもって歩いていた男に話しかけられるが、なにを言っているのかわからず、そのままやり過ごしてしまった。


どこかの場所を教えてくれていたようだった。



この街は面倒見がいい人が多い。


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プロフィール

HN:
Rei
性別:
男性
自己紹介:
人嫌いがノープランで世界中を旅しています。