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となりの国

特に自分に課した取り決めもなく、自由に世界を旅しています。よかったら

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秘密のホステル in Prince George

イエローヘッドハイウェイ(16号線)を辿りに辿り、


プリンスジョージというどでかい街にたどり着きました。




   ↑超でかい。これ全部Prince Georgeですよ!



ここでカリブーハイウェイ(97号線)に乗り換えるのだけど、
その前にここで少し休憩していこう。


楽器屋も探したいし。


それに天気予報では明日は雨らしい。





この街ではホステルが1軒あると事前に情報を入手していたのでそこへ向かう。


数時間前、ハイウェイの真ん中でバイク乗りの2人に話しかけられた時は


ホステルなんてあったっけ?


などと言っていたが、そんなことは気にしない。



もう9月も後半だ。


この時期になると、7時をすぎると暗くなってしまう。
旅を始めたときは深夜2時になってやっと暗くなるくらいだったのになあ。



街に入ったのが7時近くで、しかもどうやら道を間違えてしまったようだ。


しばらくウロウロしたあと、どうやら地図を見間違えたことに気づき


ホステルに向かった時にはすでに夜になってしまっていた。


急がないとここら辺は治安が悪そうだ。




やっと見つけた小さなホステル。


ここが思っていた以上のいい場所だった。




まず、立地がすばらしい。


普通ホステルというのは町外れにあることが多いのだが、


ここは駅の目の前で、駅にはビジターセンターがついているので、とても便利だ。



部屋には二段ベッド1つしか置かれていない。


つまり、人が少なければ部屋を独り占めできるということだ。


初日は客が3人も入ってきたので二人部屋になってしまったが、


次の日は一人でのんびり過ごすことができた。



それと、毎日ではないようだがB&Bもかねているようで、


朝や夜に軽食が出てくることがある。


軽食といってもラザニアやそぼろ野菜炒めのようなものもあったので、


夕食としても十分に食べられた。





おまけにオーナーのおじさんや掃除を担当している人は気さくで明るい。



ホステルにしては若干お高めですがおすすめの物件です まじで。




    ↑キッチンにはハーブ類もそろっている。感激です


    ↑リビングと部屋の中はこんな感じ。↓




楽器屋はあったのだが、探し物は見つからず。


バンクーバーにはあるよ と言われたので、しょうがないから我慢する。



次の日は快晴。


新しい道を出発する。


と、97号線に入っていきなり熊を発見する。


こんなに南にくだってもまだいるのね。





店も街も多い道なので、食料や水は少なめで走ることにした。




今日のオススメ


 The Minor - hostel, B&B and hotel


 Quebec通り 駅から徒歩1分かからないくらい


 ちょっとわかりにくいです



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手作りパン

ルート16をとにかく走り、Burns LakeからVanderhoofに到着。

ここ数日間、贅沢をしすぎて金を使いすぎたので、
ここからはキャンプや安宿で節約していこうと(これで何回目かわからないが)決めた。

軽く街を見回りつつ、ハイウェイ沿いにあるミュージアムの敷地内のカフェへ入る。

ここがかなりオススメ!
料理はすべて手作りで作っていて、家庭の味が楽しめる。
パンも自分で焼いているらしく、口に含むとイーストの香りがふわっと広がる。
シチューベースのスープも味が濃く、とてもおいしかった。
それと、ここで働いている親子がフランス人風の顔立ちでかわいらしかった。どうやらアメリカ人らしいが。

このシェフ兼オーナーであろう女性に話しかけられた。
こちらの旅の話を聞いたり、彼女が前に日本人と文通していたことなど朗らかに話してくれた。
それ以外にも、パソコンをタダで使っていいとか、手作りのパンを温めたから持っていって、などと面倒を見てくれ、短い間だったがとてもお世話になった。

そのカフェでのんびりくつろいでいると、
この街では携帯がつながることがわかり、一人ひそかに舞い上がってしまった。
カナダに入ってからというもの、1ヶ月以上も繋がっていなかったのだ。
メールやら着信やらがたくさんきたことにあせり慌てて会計をする。
それがいけなかった。

オーナーの彼女がわざわざ別れの挨拶をしてくれてたのに、頭の中がぐちゃぐちゃになっていたせいでおざなりにしてしまった。
しかもテーブルにもらったパンを忘れそうになり、もう散々だ。

電話で家族と話しながらとても後悔した。
今でも思い出してはへこむ。


キャンプ場でもらったパンを食べた。
大好きな無塩バターが添えてあった。
まだほんのり温かく、やさしさがこもっていた。



今日のおすすめ!!

O.K. Cafe
      シーズン: mid May to the end of September.
  営業時間:
Saturday - Thursday from 10:00am - 6:00pm
        Friday from 10:00am - 8:00pm
       ディナーは金曜夜5時からのみ
  住所  :Vanderhoof Community Museum
       Box 1515, Vanderhoof, BC V0J 3A0

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自然と調和した街道



ここルート16は街並がきれいだ。
緑と家々のバランスがちょうど良くとれていて、光も街全体に降り注ぎ、目にも印象にも明るい。
庭を広く取り階層をそれなりの高さで建てているからだろうか。たまにある花の飾りが緑を引き立て、人と自然がうまく暮らしている印象を受ける。

このルートの街すべてがこういう様子なので、走っていても次の街へ着くのが楽しみになる。
ルート37では小さな集落がほとんどで高い山に囲まれている光景が続いた、その反動もあるのかもしれない。
もちろん、目の前にどーんと現れるでかい山の壮大な景色もとても素晴らしいものであった。つまり飽きがきたということだ。

街並だけではなく、街と街の間の道も、牧歌的であり
地球ってでかい!感が感じられる世界が続く。

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旅人の休日、そして街から街へ

route37からroute16に移り、しばらく走るとHazeltonという小さめな街に辿り着く。
道路に面してズラッと並ぶ店が、活気のある街に思わせる。以前から、こういう一本でできた街を歩いてみたいと思っていたので自分のなかで好印象だった。

毎日長距離を走り、ずっとキャンプだったため、ここで少し贅沢をして休もうと決め込む。
いわば旅人のホリデーだ。

夕飯を腹一杯になるまで食い、デザートのパイまで注文する。
モーテルでお菓子をガツガツ食べながらコーヒーをがぶ飲みする。まあコーヒーはタダなのだが。


次の日、街をまわったり探し物をしたりしているうちに昼になった。
インフォメーションセンターの隣に居座るアイスクリームワゴン車でホットドッグとアイスクリームを頼む。他に比べてかなり安い。
ホットドッグを食べ終わると、店主のじいさんがもう一個持ってきてくれた。こりゃラッキーだ。もし金を取られても$2.50で済むからそれほど痛くもない。
アイスも食べ終え、金を払おうとすると、これは私のおごりだ と全て無料にしてくれた。その人と少し話をし、
もっと話を聞かせて欲しいから仕事が終わったら部屋に遊びにいってもいいか
と聞かれた。
少し不安だったが顔には出さないようにOKを出す。
しかし、それがマズかった。

部屋にきたそのじいさんは、
自分はゲイだ と言い出し、襲われそうになったのだ。
拒否したら普通に帰ってくれたが、マジでどうしようかと思った。
恐怖というよりも、なんかもう唖然、だった。こんな世界が本当に存在しているのだな、と。
一応、金を見つからない所に隠したり、ナイフをどこでも取り出せるように数カ所に設置したり等、
色々と犯罪対策はしていたが、相手がゲイだというのは想定していなかったなぁ。

結局探し物のガス、小型ラジオ、楽器はどれも見つからず、
そのまま次の街を目指す。


道中、アラスカから旅行中のおじさんに缶ビールをもらったりしつつSmithersに到着。

    ↑複雑な雲。山で風が吹き上がって荒巻いてるのかな


日曜なのでビジターセンター含めほとんどの店が休みだったため、
気分で宿を決定。
安かったのと店員がかわいかったからだ。部屋もきれいで満足。

ここではセブンイレブンがあった。店内の配置も日本のセブンにかなり近い。
見つけた時は一人はしゃいでしまった。
思っていたよりも大きな街で、道が広く緑も多いため田舎に見えるが、施設や店の種類はかなりそろっている。
明日また探し物をしつつ観光しようと思う。



まったく関係ないけど、「あの素晴らしい弁当を2度3度」というゲームのipad,itouch版が出たらしい。めちゃくちゃやりたいのだが、帰ってくるまで販売し続けてくれるかなー。

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プロフィール

HN:
Rei
性別:
男性
自己紹介:
人嫌いがノープランで世界中を旅しています。