忍者ブログ

となりの国

特に自分に課した取り決めもなく、自由に世界を旅しています。よかったら

Home > > [PR] Home > 3、メキシコ > 芸術の街は、なによりも空がきれいだった サン・ミゲル・デ・アジェンデ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

芸術の街は、なによりも空がきれいだった サン・ミゲル・デ・アジェンデ

昼過ぎにはサンミゲルアジェンデに到着した。



広い道路をずっと走るといきなり狭い小道に入る。
下が石畳なので、自転車だと走りづらい。
特に今はパンクの心配があるので、なおさらだ。

道があっているのか不安に感じてきたころ、街を見下ろせる高台に出た。



そこから脇のにある、細っこい超下り道を慎重に降りていく。
おそらくあのでかい教会が街の中心部だろう。





街の人はすれ違うときにニコっと微笑んで挨拶を交わしてくれる。
明るくていい街ではないか。


さすが芸術の街、
噂で聞いていた通り、あたりにはアトリエや生演奏、路上で絵を描く人にアクセサリー、銀食器と賑わいを見せている。

かなり観光地化されているようで、旅行者、特にアメリカ人が多いように見受けられた。
そして物価がやや高い。
たとえばレストランだと、他のとこよりも20ペソくらいアップしている。



    ↑こんな部屋があちらこちらにある



    ↑ソンブレロを売るおじさん。100ペソくらいまでは簡単に値下げできそうでした




    ↑描いてる姿も絵になる


    ↑いつも空がきれい。これはポイント高いですね


某旅行誌の地球の歩き方に載っていたホステルを目指す。

話を聞いてみると(ほとんどわからなかったが)どうやら女性部屋しかないらしい。
今日は女性部屋しか空いていないのか、もともとそれしかないのかはわからなかった。
スタッフが電話で他のホステルに連絡してくれ、そちらへ向かうことに。


そこで1泊泊めてもらう。
本当は2泊と言ったのだがダメだと言う。
部屋が埋まってしまっているのか、それとも1日づつということなのかはわからなかった。

ここでは、おそらくここの学校に通っているのであろう日本人が4、5人いた。
その1人、おじさんっぽい人から
今ちょうどジャズのコンサートを連日やっていること、この日に来たのはラッキーなこと、早くチケットを取らないとなくなってしまうかもしれないこと
を聞いた。


さっそくチケットを買いに出かける。
普段だったらきっと行かないだろうが、この日はオーボエのすごい人が出るということで聞きにいく気になった。

チケットはまだまだあまっているようだった。
街をまわってみる。
ソカロ(街の中心部の公園)で楽器を弾いている男性が目に留まった。
なぜその人が気になったかというと、ホステルで借りた部屋に置いてあった楽器とまったく同じものを使っていたからだ。
壊れたタンバリンと大きめのギター、それからアコーディオン。
きっと同室の人だろう。


街のアクセサリーとハットを見て回り、部屋へ戻る。
ネットのパスワードを教えてもらい入力するが繋がらない。
どうやら他の人もみんな繋がらないらしい。

ちょうど楽器の人が戻ってきたので、ソカロで見た と単語単語で話しかけてみた。
すると、
これからまた同じ場所で弾くからおいでよ
と言ってくれた。

コンサートの前にのぞいてみることにする。


夕食を食べ、ソカロへ。
楽器の人が演奏している。
最初は一人だったのが、だんだん仲間が集まってきて、そのうち観客も増えていった。



最後には20人ちかく集まり、大盛況だった。


夜のカテドラルを横目に会場へ向かう。


    ↑シンデレラ城のようなカテドラル。きれいだった



感想は、なんというか、
ほとんどがソプラノサックスであり、オーボエを聞きにいったのだが2曲しか吹いてくれなかった。
しかもそのうちの1曲の選曲がイマイチこちらとあわず、ちょっとがっかりだった。
しかし演奏自体は上手く、サックスの曲はとてもよかった。
これで80ペソなら元は十分取れたと言えるだろう。
しかし残念さは残った。




帰ってから楽器の人と軽く話した。
彼のCDを貸してくれたので、パソコンにデータを入れる。
プロを目指しているらしく、次の日にはアメリカのカリフォルニアに帰ってしまうようだ。



明くる朝、このホステルを出て他に泊まる場所を探す。

同じ場所に泊まってもよかったのだが、ここはネットが通じないのと、
住んでいた日本人達が感じ悪かったのが一番嫌だった。
少し愚痴になるが、こちらを見るなりいきなり
「あんなのと一緒だと思われたくないなw」
とか言ってくるのだ。
その考え方自体受け付けない。
他にもなにやら差別的な話をしていたり、どうにも好きになれなかった。
やはり日本人は嫌な人が多い。
早く一人になりたかった。


少し後の話になるが、ここにタオルを忘れたので取りに行ったらなくなっていた。
スタッフに聞いても分からないと言う。
しつこく調べていたら、他のシーツと一緒に洗っていたようで、なんとか取り返すことができた。
日本でもそうだったが、ちょうどいいサイズと形のスポーツタオルというのはなかなか手に入らない。
カナダで1つ無くしてしまったので、これがラストなのだ。無くす訳にはいかない。
みなさんも旅行に行く前に、使いやすいタオルを2、3枚用意しておきましょう。大事です。



メキシコシティのホステルで仲良くなった韓国の人に教えてもらったホステルに行ってみる。
もともとこちらへ行こうと思っていたが、場所がわからなかったのだ。

昨日のホステルからもう少し行ったところにそこはあった。
とても見つけにくかったが、中は結構きれいで静かでネット環境もいい。
オーナーのおじさんや他の人たちも感じがよかった。
安クリーニング屋で困った時に助けてくれたりもした。


    ↑中はこんな感じ

    ↓屋上からの景色


ドミトリーは130、個室は300と、向こうより安い。
今回は個室を値下げしてくれたのでそっちへ泊まったが、人があまり来ないので、ドミトリーでもゆっくりできそうだ。

居心地がよくて2泊もしてしまった。


のんびり街を歩き回る。

近くのアイス屋のオルチャータとトルタス屋のトルタがとてもおいしかった。
この街のオルチャータにはココナッツミルクが入っているようで、味が濃くうまい。




人気の少なそうな公園でオカリナの練習をしていたら、
通りがかりの人に
「セルダ!セルダ!フゥー!!」
と言われた。
ゼルダの伝説ってばすごい。グローバルだなぁ。
これはゼルダの曲も練習しなくては。


ずっと欲しかったカウボーイハットを買う。
なかなか高かったが、日本円では格安なのだと自分に言い聞かせる。

屋上で夕日を鑑賞して1日を終える。
いい日になった。








サンミゲル情報:

インフォメーションセンターに聞きにいったところ、ホステルはいくつかあるようですが、
今回の後者の場所は載っていませんでした。
穴場なのでしょうか。
オススメなので情報を載せておきます。


Iron House Hostel
住所 H. Colegio Militar 17-D





一応初日の宿も。あまりおすすめしません。
でもスタッフたちは良い人でした。かわいかったし。

Hostel Inn
住所 Calzada de La Luz No.31-A Zona Centro

拍手

PR
Responses0 Responses
  • お名前
  • タイトル
  • メールアドレス
  • URL
  • パスワード

プロフィール

HN:
Rei
性別:
男性
自己紹介:
人嫌いがノープランで世界中を旅しています。